ゼロ学習AIがついに正式リリース
AIの学習を不要にし、外観検査がもっと自由に

リリース概要

製造業×生成AIベンチャーのOUEN株式会社は、生成AI技術を駆使した学習不要の外観検査AI
ゼロ学習異常検知生成AI」を研究開発し、ノーコード外観検査ソフト
「OUEN Inspection Designer」にて正式リリースいたしました。

従来の画像処理やAIでは対応が難しかった食品、繊維、物流、資材などの多品種少量生産や
ばらつきが大きい検査ラインにも、外観検査の導入が容易になります。

Point
概要

ゼロ学習異常検知生成AI(以下、ゼロ学習AI)は、
従来型AIの教師あり学習(不良品学習)や教師なし学習(良品学習/アノマリー検知)が必要としていた、
検査対象製品の画像の学習を全く必要とせずに検査ができる画期的な技術です。

独自開発の生成AIは一般物体の認識はもちろん、研究分野においても
最高レベルの精度(MVTecデータセットでピクセルAUC90以上)をマークしており、
高速検査(~100ms/枚)にも対応しています。

Info
特許出願完了

当社は、外観検査ソフトウェアを含む生成AIを活用した検査および最適化・チューニング技術に関し、
他社に先駆けて製品開発を進めるとともに、広範な権利取得を目指した根幹技術の特許出願を完了しました。

ゼロ学習AIとは

ゼロ学習AI(ゼロ学習異常検知生成AI)は、事前の画像学習が不要という
これまでにない画期的なアプローチを実現しています。

"学習不要"
AIモデルの作成やデータ収集、アノテーションの時間を大幅削減。

"多品種少量対応"
製品ごとのAIモデルを作らずとも、すぐに検査を立ち上げられるため、小ロットや多品種生産にも最適。

"ばらつき許容"
従来のAIや画像処理では扱いが難しかった食品や繊維、自然物など大きなばらつきにも対応。

"高速検査対応"
1枚100ms前後の推論速度でラインタクトを妨げずに導入可能(通常GPU付きPC使用時)。

全く学習を行わず、製品の異常箇所を自動検出します。画角や品種に依らず検出できることだけでなく、かなり曖昧な欠陥含め、人間の目や判断に近い判定をします。

ゼロ学習AI検出イメージ
ゼロ学習AIの検出イメージ例

活用シーン

多品種少量ラインはもちろん、画角が揃わない搬送ラインや食品・自然物などの難易度が高い検査にも強みを発揮します。

01 多品種少量ライン

製品毎にAIモデルを作る負荷が大きく導入が難しかった現場でも、ゼロ学習AIなら学習不要ですぐに検査を立ち上げ可能。

  • 食品加工・検品
  • 衣料・繊維の検反
  • 機械部品の多品種生産ライン

 

02 位置決めが難しいライン

従来技術では搬送時の姿勢や画角の調整が必須でしたが、ゼロ学習AIは整列せずとも異常を検知できます。

  • 物流の梱包検査
  • ねじやナットなどバラで搬送
  • 受入検査、出荷検査への応用

 

03 食品/自然物などバラつきが大きい対象

同じ良品の中でも大きさ・形状のバラつきが激しい場合、従来AIは学習が困難でした。ゼロ学習AIなら異物混入や傷を的確に捉えます。

  • 原料や加工食品の異物検査
  • 木材・石材など天然物

OUEN Inspection Designer との連携

ゼロ学習AIは、当社ノーコード外観検査ソフト
「OUEN Inspection Designer」の新機能としてリリースされています。

画像取得からAI検査まで一気通貫で運用できるため、導入もスムーズ。

OUEN Inspection Designer 画面例
OUEN Inspection Designer画面例

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